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つぎはコレ読みたい

果てしない積読山脈をじりじりと登攀中。未訳作品中心に、自分が読みたい本、みんなに読んでほしい本を紹介しています。

Pumpkins in Paradise by Kathi Daley

コージーミステリ(洋書)

 

  母が自動車事故で亡くなってから父親の違う幼い妹たちの後見人となったTJ・ジェンセンは、父や祖父の支援を受けるためセレニティにやってきた。秋も深まってきたある日、友人で師と仰ぐザカリーを訪ねたTJは彼がお気に入りのイスにすわったまま死んでいるのを発見する。警察は事件性がないとして片付けようとするが、納得のいかないTJは事件を調べることにする。

 

 TJの家庭は複雑だ。両親は離婚して、母は再婚して年の離れた妹たちを産んだ。父は祖父の代から続く湖畔のリゾートを経営している。TJ自身は高校の体育教師でサッカーチームのコーチもしている。ボランティアにも熱心なTJの日常はさぞかし大忙しだろう。

 湖畔のリゾートが舞台というのは町の描写が楽しみ。季節ごとに雰囲気が変わっていくだろうと思うとシリーズの続きも期待できそう。

 作者のキャシー・ダレイは他にもコージーのシリーズ作品を書いている人気作家。本シリーズもすでに6作まで出ている。Goodreadsの「こちらもおすすめ」本をながめるかぎり、わたしの好みに合っていそうな予感。

 

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モナドの領域 筒井康隆

和書

モナドの領域

モナドの領域

筒井作品にハマったのは中学生くらいだったと思う。その後もしばらくは新刊が出れば読んでいたのに、いつの間に距離ができてしまったのか。

今日、新聞広告で見かけて「わが最高傑作にしておそらくは最後の長編」なんていうコピーが目に入った。そうか、もう結構なお年なのよね、と思ったら再会したくなったというわけ。

若いころはひたすらドタバタなスラップスティックがおもしろくてしかたなかったけれど、いまはどうだろう。古い作品を読み返してみたくもあり、新しい作品がどんな世界になっているかも楽しみであり。


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海辺の幽霊ゲストハウス E・J・コッパーマン

コージーミステリ(和書)

海辺の幽霊ゲストハウス (創元推理文庫)

海辺の幽霊ゲストハウス (創元推理文庫)

基本的に、幽霊が出てきたり魔法を使える人がいたりするスーパーナチュラルな作品は好みではないのだけど。だってコージーミステリって、ただでさえどこにでもいるようなフツーの人が毎回毎回殺人事件に巻きこまれるという無理矢理な設定の中でそれでも「ミステリ」を名のるからにはそれなりに捜査したり推理したりするわけだけど、そこへさらに超常現象が絡んできたら何でもありになりすぎでしょうが。

でもまあ、そう言ってると翻訳物ではどうしても数が限られることでもあるし、久しぶりに翻訳されたものを読みたくなったので手にとってみました。

訳者あとがきを読んだかぎりでは、主人公はDIYならお手の物、でも料理はからっきしだめな「女子力ゼロ」なシングルマザーだとか。そんなひとがゲストハウスなんてやっていけるのかしら? ゲストハウスってB&Bとか民宿みたいなものでしょ? 料理人をべつに雇うの? こういうのは主人公自身が腕をふるうのが定番というか、お楽しみの部分だと思うのだけど。そのへんをどう誘い込んでくれるか、期待してもいいかな?


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Bran New Death by Victoria Hamilton

コージーミステリ(洋書)

 

Bran New Death (Merry Muffin Mystery)

Bran New Death (Merry Muffin Mystery)

 

  ニューヨーク州オータムヴェイルにある伯父のお屋敷を相続したメリー・ウィンターは得意の腕を活かすべくマフィン屋さんを始めることにした。屋敷はすっかり荒れ果て、庭にはだれかが穴をいくつも掘られていたけれど、キッチンはレストラン仕様。さっそく地元の老人ホームからの注文もとれた。

 ところが伯父メルヴィンは町の人たちに嫌われていたらしく、その敵意まで引きうけるはめになってしまうメリー。なかでも、町でパン屋をやっているビニーとその兄トムは彼らの父親が死んだのはメルヴィンのせいだと決めつけている。穴を掘ったのもトムかもしれない。

 庭の穴のひとつでトムが死んでいるのが見つかり、メリーは事件とは無関係であることを証明するため動きだす。

 

 主人公メリーはニューヨークで活動していた元モデル。新しい人生を始めることになった田舎町にとってはよその人であるせいか町の人たちが冷たい印象、というのはコージーとしてはめずらしいかも? たいてい小さな町の人たちって気さくで暖かいというふうに描かれるものだけど。よその人だし、なんたって大都会ニューヨークから来たとなると構えてるのか?

 だからなのか、素人探偵するのにかかせない相棒はモデル時代の親友が駆けつけてくれるらしい。都会暮らしに慣れた女ふたりが田舎町でどんな活躍をしてくれるのか、楽しみなシリーズ。

  作者のヴィクトリア・ハミルトンは、この〈メリー・マフィン〉シリーズのほかに〈ヴィンテージキッチン〉シリーズを、またドナ・リー・シンプソン名義でロマンスものやヒストリカルミステリーも書いている。

 

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Not the Killing Type by Lorna Barrett

コージーミステリ(洋書)

 

Not the Killing Type (A Booktown Mystery)

Not the Killing Type (A Booktown Mystery)

 

商工会議所の会頭選挙が近づいてきたストーナム。今回はトリシアの姉アンジェリカが立候補! ところがその選挙の最中、もう一人の新人候補が〈ブルックビュー・イン〉で死体となって発見され・・・。

 

〈本の町の殺人〉シリーズ7作目。

シリーズが長くなってくると、登場人物たちの状況もだんだんと変化してくるのに、読む間隔があきすぎてそろそろ忘れているという・・・。

トリシアの元夫が前作の最後で接触を図ってきたのはなんとなくおぼえてるけど、どうやらストーナムに乗り込んでくるらしい。トリシアの今彼のことをよく覚えてなくてあやふやなんだが、さや当てなんかもあるらしく。

最初のころ〈ハブント・ゴット・ア・クルー〉で働いてたギニーがその後、当時同棲してた彼と別れたり自分の店を持ったりしたのは覚えてるが、今作で結婚しようとしてる今彼って誰だっけ?

 

とまあ、ここまで忘れてることが多いとそろそろシリーズを追いかけるのも潮時かな。次の8作目まではもう買ってあるのだけど。

 

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Paws for Murder by Annie Knox

コージーミステリ(洋書)

 

Paws for Murder: A Pet Boutique Mystery

Paws for Murder: A Pet Boutique Mystery

 

 長年の恋人に別れを告げて故郷のミネソタ州メリーヴィルに帰ってきたイジー・マクヘイルは、親友レナとともにペットブティック〈トレンディ・テイルズ〉を開店することにした。ところが、にぎやかなオープンイベントの後、開店に反対していたシェリー・ハーパーが店の裏の路地で死んでいるのが見つかった。

シェリーを殺す理由がありそうな人は多くいるのに、なぜかレナが重要参考人になってしまい、親友を救うため事件に首を突っこむイジー。

 

個人的にはペットに服を着せる趣味はないけれど、何かのイベントにかこつけてそれらしいコスプレ(?)をさせたい気持ちはわからなくもない。SNSなんかでシャレの効いた衣装というか着ぐるみみたいになったのを着せられてはしゃいでたりムスッとしてたりするペットたちを見るのはなかなかおもしろい。

このシリーズ主人公のイジーはそんなペット用の服のデザイナーでありブティックのオーナーでもあるということで、どんな服を作っているのかも興味あるところ。もちろんミステリの本筋とはなんの関係もないことだけど、季節ごと、イベントごとにこんなデザインのができた! なんて話題がでてくるのなら楽しみ。

そのときにはきっと、カバーにも描かれてるワンニャンたちもモデルさんになるんだろうなぁ。

 

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Trudy, Madly, Deeply by Wendy Delaney

コージーミステリ(洋書)

 

Trudy, Madly, Deeply (A Working Stiffs Mystery Book 1) (English Edition)

Trudy, Madly, Deeply (A Working Stiffs Mystery Book 1) (English Edition)

 

 離婚したチャーメイン(チャー)・ディグビーは故郷ワシントン州の海辺の町、高齢者の移住先として人気のポートメリットに舞いもどり、祖母と同居することになった。

彼女がどうにか郡の検死官代理に採用されたのは、犯罪に立ち向かう姿勢というよりは、人間ウソ発見器ともいうべき能力のおかげだった。

チャーの初出勤の日、その日に退院する予定だったトゥルーディという女性が不審な死を遂げた。彼女はチャーの大叔母アリスの親友で、トゥルーディの死は郡立病院で相次いでいる連続不審死の1つではないかといううわさが立ったことからチャーは手がかりを探し始める。

 

レビューではジャネット・イヴァノヴィッチのステファニー・プラム・シリーズと似てるという声があるので、もしかするとわたしの好みではないかも? 

それでもやっぱり、離婚したヒロイン、口の悪い幼なじみが警察官、町のゴシップが渦巻くダイナー、なんて定番の道具立てがそろっているとなれば・・・見過ごせないわ。

 

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